体の不調の原因は、ストレスなどからくる心因性(精神的不調が原因と思われること)であることは珍しくはありません。
- 体が疲れやすくなった
- 睡眠の悩み(不眠、早朝覚醒、断眠)
- など
そして、下記は医師の診断や各医療機関での検査にて原因がハッキリしなかった場合に限り、心因性が疑われる病や各症状の一部です。
- 生活習慣病の悪化
- 片頭痛
- 突発性難聴
- 息苦しさや過呼吸
- 動悸や胸の苦しみ
- 胃潰瘍
- 多汗症
- 免疫低下
- 吐き気
- 自律神経失調症
- など
このように、心因性とされる体の不調や症状や病には、心理的なアプローチが必要となってきます。
そこで、心理的原因に目を向けたとき、特にポイントになってくるのが精神的な警戒心や予期不安などからくる体の「過緊張」です。
精神的な警戒心などからくる体の過緊張とは
体の「過緊張」は、精神的な警戒心や不安などから体に力が入る状態を言います。カウンセリングでお聞きすることが多い「力が入ってしまう場面」などは下記があります。
- 苦手な相手とのコミュニケーション
- パートナーとのコミュニケーションの悩み
- 育児や子育てでの緊張の継続や疲労の蓄積
- 介護での忙しさや疲労の蓄積
- 親との関わりにおける緊張
- 仕事に関する心配や不安
- トラウマ体験以後の緊張
- など
このように、日常生活を送る上で、緊張してしまう場面はたくさんあります。
心因性とされる体の不調や症状や病には、このように様々な「精神的な緊張」を、緩和していくカウンセリングを何度もお受け頂く事で、少しずつ、着実に緊張の緩和が起きてきます。
その取り組みの初めは、精神的な緊張のパターンを知るところからですが、下記パターンの確認から始まることは多いです。
- 完璧にやりきらなきゃいけない気がする
- 常に頑張らなきゃいけない感覚がある
- よく急がなきゃと焦りを感じる
- 人に頼ってはいけないと思っている
- 相手に喜んでもらえなければダメな気がする
- その他「~じゃなきゃ感」など
ここでご紹介した「~じゃなきゃ感」は、精神的な緊張を強めてしまい、それが心因性となり、体の慢性的な緊張へつながりやすい状況となります。
心理カウンセリングで改善へ取り組んでみたい方や、その前に確認したいご不明点やご質問などがございましたら、下記から気軽にお問い合わせください。
どーばー公認心理師WEBへの問い合わせ